皆さんは自宅でギターの練習をするとき、どんな環境でされてますか?
多くの場合、私もそうなんですが、所定の場所でアンプと機材そしてギターに繋いで・・っとなると思います。
しかし、それを不便と思ったことはありませんか?
重たいアンプをわざわざ移動させるのも面倒ですし、かと言ってただでさえ重くて大きいアンプをもう一台・・なんて事は普通の方はしない思います。
普段生活する部屋とギターアンプを置いてある部屋が違ったり、PCやテレビを見ながら気軽にアンプに繋いでギターを弾きたい!
そんなあなたへ、今日は私がちょい弾きするのに使うお供「Donner 3W ミニギターアンプ DEA-1」
をご紹介します。
Donner 充電式3Wギターアンプ DEA-1の特徴
このアンプは、安い!軽い!便利!と三拍子そろった、牛丼みたいなミニアンプです。
実は私、ミニギターアンプは昔に色々試したことがあって、マーシャル風の良くあるやつ、フェルナンデスの透明なやつ、そしてスモーキーアンプ。
それら以外にも自作のポータブルアンプを作ってみたりもしました。
正直どれもイマイチ。
結局使わなくなって捨てたり人にあげたりで手元には残っていません。
でも、このDonnerの3Wアンプは気に入って3年以上使い続けています。
だからこそ、私と同じ悩みを持っている方へ是非オススメしたいのです。
とっても便利な充電式
この製品の特筆すべきはズバリ!充電式!!
この手のミニアンプ、買ったはいいけど結局使わなくなった。
私を含め、そういう人が殆どだと思います。
その原因を考えた事が有りますか?
音がそんなに良くないからでしょ・・そう思ったあなた!
流石にそんな事は百も承知でございます(笑)
そうでは無くて、答えは電源!
多くのミニアンプは電源が「電池式」です。
コードレスなので持ち運びに便利な反面、
電池切れが最大の弱点なのです!
そして、電池残量が減るにつれて音量・音質がどんどん悪くなっていきます!
電池を変えるの面倒ですよね。ランニングコストも掛かるし。
替えの電池が無かった日にはもう・・・今日はやめとこうかってなりますよね(汗)
大体の機種は外部電源で9Vアダプターで電源供給出来ますが、それをするとミニアンプで弾く意味無いですよね・・。
エネループを常備!ってのも手ですが、一式不自由なく揃えると下手したらミニアンプと同じぐらいお金が掛かります。
そこで全てを解決してくれるのが、充電式という訳です。
練習して終わったら充電しておけば次回の練習も問題なく使えるし、充電しながらも使用できます(推奨はされて無いのであくまで緊急時で・・)
スペックを見てみよう
電源スイッチはマスターVOL兼です。
少し回すとカチっと電源が入ります。
サイズ | 幅134×高さ97(ゴム足、ツマミ含む)×奥行85(背面突起含む)mm |
重量 | 474g |
材質 | プラスチック |
チャンネル数 | 2(クリーンCh/ディストーションCh) |
スピーカー | 2発 |
出力 | 3W |
インプット端子 | フォン端子、AUX端子 |
アウトプット端子 | ヘッドフォン |
USB端子 | 充電用MicroUSB端子 |
コントロール(クリーン) | マスターVOL(ディストーションCh兼用) |
コントロール(ディストーション) | マスターVOL(クリーンCh兼用)、ゲイン、トーン、VOL |
ケースがプラスチックなので少々チープさはありますが、バッテリー内蔵でスピーカーが2発付いている割には軽いです。
これなら持ち運びにも苦労しません。
チャンネルの切り替えは背面のスライドスイッチ。
やや使い勝手は悪いですがインプットジャックの横なので手探りで何とかなります。
マスターボリューム式(クリーンChのボリュームが無い)はマイナスポイントかな。
背面のLEDインジケータはこんな感じです。
肝心の音は・・
皆さん気になるのは音ですよね。
これがですね・・・かなり良い!
いや、あんまりハードル上げるの良く無いか(苦笑)
もちろん、普通の100V電源のアンプと比べたら全然ですよ。
しかし、上記に書いた私が過去に使った事あるミニアンプ達とは比べ物にならないぐらいです。
ラーメンに例えるなら、カップラーメン(古い電池式アンプ)とチルドラーメン(Donnerアンプ)かな?
しっかりとしたクリーントーン!
このアンプ、見た目とは裏腹にそこそこの音量で鳴ってくれます!
これで3W!?っと思うぐらいの音圧はあります。
ハムバッカーだとVOL3時辺りまでが完全なクリーンで3時を過ぎるとやや歪んできます。
ですが、MAXにしてもそんなに歪みません(アタックだけほんの一瞬歪む感じ)
っと言うか、VOLをMAXにするとかなりうるさいです(苦笑)
スピーカーが小さいせいか指向性が強い感じで、リスニングポイントで音のイメージが結構変わってきます。
まあ、大したことでは無いのでそう言うものと割り切ってしまえば良いでしょう。
小さいからどうにでも出来ますし。
歪みチャンネルもイケてる!
ディストーションChはカラっとした歪みで気持ちいいです。
個人的には大好き。ただ、めちゃくちゃ歪みます(汗)
ゲイン9時からMAXまで殆ど歪み量変わりません(ポットの抵抗値変えた方が良いのでは・・)
好み的には、ゲイン8時半ぐらいのやや軽めのディストーションが好きです。
トーンの利きは一般的なものと比べたら、MIDが大きく動く感じがします。
利き自体は緩く利く感じですね。
因みに、ベースを繋いでみましたが・・こちらはイマイチ!
スピーカーが小さいので重低音は出ないのでちょっと厳しい。
まあ、ギターアンプと謳っているので仕方ないですが。
まとめ
ちょい弾きするには十分過ぎるぐらい実力です。
これでこの値段・・恐るべし。
こういうアンプがあると、ギターライフがより豊かになるのでオススメです。
ただし、初心者の方がメインアンプや最初の一台にって考えると・・悪くは無いけど、せめて10Wぐらいのアンプを買って欲しいかなぁ。
あくまで気軽に弾く時のサブアンプや持ち運び用としてオススメって感じです。
・・っとここで終わろうと思いましたが、調べているとDonnerアンプの上位互換みたいなすごいアンプを見つけました。
完全上位互換のすごいやつ!
それがコチラ!
NUX / Mighty Air Wireless Stereo Modeling Amplifier
充電式はもちろんのこと、なんと!ワイヤレス機能搭載!!
シールドが不要なので本当にギターとこのアンプだけで事足りてしまうと言う。
しかも、アンプモデリングやエフェクトまで搭載しているので音作りの幅がかなり広い!
各種設定はスマホやタブレットの専用画面で設定・呼び出し出来てしまう・・。
凄い時代になったもんだ(笑)
サイズはDonnerより少し横に長くて大きい感じで、スピーカーは同じく2発。
なんと!コチラは出力10W!!
嘘でしょ・・真面目に欲しい。
ただ、お値段がDonnerの4倍ぐらいします(汗)
ただ、このアンプならメイン・一台目に選んでも問題無しだと思います!
お金に余裕がある方はこちらを激推しします。
手ごろで気軽にと言う方は、是非Donnerの3Wアンプ試してみてください。
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